子いぬ・子ねこを迎える前に、迎えたあとに

子いぬ・子ねこを
迎える前、迎えた後に

ご家族の一員になるために
お家へ来た犬さん、猫さん。
初めてのばしょ、初めましてのにんげん、初めてのよる。
初めてのるすばん、初めてのびょうき、初めてのことだらけ。

子いぬ・子ねこをお家に迎えたご家族様。
初めての事でお困りにならないように。
私たちが普段思う動物を迎える前の準備、迎えたあとの事をお伝えします。

お迎えすると決めたとき

大人になったらどのくらいの大きさになる?
大人になったら食費はどれくらいかかる?
年間でかかる予防や医療費は?
その種はどんなケアが必要なんだろう。
その種が過ごす快適な気温は?

その動物はそれまでどんな環境にいたんだろう?
どんな食べ物を好んで食べるかな?

それまでどんな病気をして、どんな予防をしてきたかな?
両親はどんな性格だろう?
お家の中で飼う?お外で飼う?
その場所は動物の子供が育つ環境に適しているかな?
広すぎず、狭すぎない、暑すぎず、寒すぎない、目が届く、でも一人でものびのびと過ごせる場所はお家の中のどこに用意するとよい?

動物を家族に迎えると決めたときからお迎えするまでの間は、とてもウキウキ、ワクワクしていらっしゃることでしょう。
どんなカラーやハーネスやリードがいいか?
食器、フード、寝床、トイレ、ゲージやハウスはどれがいいか?
トイレはどこがしやすいかな?

たくさんの疑問があるかと思います。

お迎えすると決めたとき、
確認したほうがいいこと

健康状態

予防費・医療費はどのくらい?
これまでの体調はどうだったか?
等々

環境

どんな環境が適しているのか?
快適な気温ってどのくらい?
等々

食事

食費はどのくらいかかるのだろう?
好き嫌いはあるのか?
等々

お迎えする前にはぜひもう一度、その動物の情報をできるだけ集めて、実際にお迎えしてから「こんなはずじゃなかった!」とならないように確認してみてください。

  • お迎えする前の場所で、これまでの体調がどうだったか、その時の対処や現在はどうしているかを聞いておく必要があります。(せき、便の状態、食欲など)
  • どのように対処してよいか困ったときに相談できる場所からお迎えしたり、近くの相談できる獣医、トレーナー、トリマーなどを調べておくことも良いでしょう。飼う前に知っておくことはとても大切だと思います。
  • 平常通りの生活が続く、できれば子いぬ子ねこに何かあったときの為にお仕事をお休みしやすい時期の午前中にお迎えすることをお奨めします。

お迎えした後に

まず確認しましょう

  • 一週間は見守る時期。かまい過ぎず、そっと安心のための安全確認の時間を守ってあげてください。
  • 日常生活の中で目が届く時間があるうちに、この家が安心できる場所ということを教えてトイレなどのルール作りをしてあげてください。
  • 慣れない場所での夜は不安になって泣いてしまう日もあるでしょう。
    (そんなときは、どうしたら安心して眠れるようになるか前もってご家族で考えておくとよいかも)
  • ゴミ箱、机の上、床などに口に入れて危険な物が放置されていませんか?
新しく来た家族も、受け入れるご家族も共に暮らす時間は初めてです。正解は、決まっていません。お迎えしたその日から、共同生活が快適になるようにお互いの試行錯誤の時間が大切なのです。

お迎えしてからの病院スケジュール

ワクチン、予防プログラムの相談をしましょう

ワクチン5種~9種を接種した場合、次のワクチン接種まで4週間あける

狂犬病予防注射を接種した場合、次のワクチン接種まで2週間あける (ワクチンが効いてくるまでに3~4週間かかるので、何かご予定がある時は1ヶ月ほど前にワクチン接種を終わらせておくと良いでしょう。)

狂犬病予防注射と自治体への登録をします。(当院では一宮市、稲沢市への登録を代行いたします。その他の地域の方にも狂犬病注射はできます。)

毎年5~11月末はフィラリア駆虫薬のお薬を飲ませましょう。

春から秋にかけてのノミ、ダニ予防、駆虫をしましょう。

犬育て教室でしつけや、マナーを学ぶ

子イヌの社会化トレーニングは子イヌがストレス少なく成長するための心のワクチンになります。
ぜひ、イヌを飼ったらパピークラスをご検討くださるようにお願い致します。

犬育て教室

しつけやマナーに対するレッスンはもちろん、子犬について分からないことなど、担当インストラクターがレクチャーいたします。
月、金、土で各種コースがございます。

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